朝といえば、目が覚めてもなかなか体や心のスイッチが入らないもの。
そうするとゴロゴロダラダラとした時間を過ごしてしまいますよね。
そんなダラダラとできる時間は至福のひと時かもしれなせん。
しかし、至福のひと時は長くは続かず、すぐにバタバタとした時間がやってきます。
余裕をもって準備ができないと、忘れ物をしてしまう可能性がありますよね。
また、目覚めからスッキリしていないと仕事にも支障が出てしまいます。
それは避けたいですよね。
そこで今回は、朝の5分間だけ効果がでるヨガをご紹介します。
朝ヨガで得られる4つの効果
朝ヨガはしっかりと行うことで5分という短時間でも効果は得られます。
そして、朝ヨガにはとても嬉しい効果ばかりです。
ここでは、朝ヨガで得られる4つの効果をご紹介していきます。
自律神経を整え集中力アップ
寝起きは、頭がすっきりしなくてやる気スイッチが入らないという人も多いですよね。
そんな人は、きっと自律神経のバランスが崩れているのかもしれません。
自律神経が崩れてしまえば、
全身に刺激を与えてくれる交感神経が働かずスッキリとした朝は迎えれないのです。
しかし、朝ヨガで行う深い呼吸を続けることで自律神経が整うので、寝起きでもスッキリとします。
仕事や私生活へのやる気スイッチや集中力アップに繋がりますよ。
体温を上げ基礎代謝アップ
体温というのは目覚めてから徐々に上がっていき、お昼ごろにやっとピークを向かえます。
そんな体温がもともと低ければ、1日で消費されるエネルギーも少なくなってしまうのです。
消費エネルギーが低いということは、基礎代謝が低いということで、太りやすくもなります。
いわば、ダイエットの敵ですね。
しかし、ヨガを朝から行うことで基礎代謝が増え、
1日に消費できるエネルギーは13%~15%まで上がります。
また、ダイエット以外にも美容や健康といった面でも効果がありますよ。
デトックス効果の促進力アップ
ヨガのポーズの中には、腸を刺激してくれ便秘を解消する効果があります。
もし便秘が続いているのであれば朝ヨガでスッキリするのが良いです。
というのも、体内に溜まった老廃物は毛穴から排出されてしまい、
皮脂と反応し肌荒れを起こすなんてことがあります。
なのでしっかりと老廃物は排出していきたいですよね。
そのためのヨガです。
朝から行うことで排泄を促してくれるので朝からスッキリと過ごすことができます。
また、朝はデトックス、夜はケアといったサイクルにすることで、
ケア自体がスムーズに進んでくれます。
全身のコリを解消
人は寝ている時に同じ姿勢になってしまうので体のコリを感じてしまいます。
夜にヨガをすることでも全身のコリを解消することはでき、朝の目覚めはスッキリします。
ただ、夜ヨガでは1日の疲れやコリを解消してくれるだけで、
寝ている間にできたコリは解消できません。
多少ではありますが、やはり朝はスッキリしたいですよね。
そこで朝ヨガです。
朝ヨガをするこで血流がよくなり、コリの解消だけでなく、むくみも解消してくれます。
ベッドで寝たままでもできる朝ヨガポーズ5選
朝の時間は何かと時間が無くなってしまうものです。
そんな中、ヨガをやるとなると朝からバタバタとしてしまいますよね。
そしていつの間にかやらなくなり、三日坊主なんてことも。
ですが、朝起きて、ベッドの上でやるとなればすぐにでき、ダラダラとしていた時間にもできます。
ここからは、5分でできる朝ヨガをご紹介していきます。
胎児のポーズ
- 寝ている状態から両足を抱えます。
- 腹式呼吸を3~5回繰り返します。
このポーズは、ひざを引き寄せるのではなく、
後頭部や背中、お尻は床につけて背骨を伸ばしてください。
また、顎や肩を上げてしまうと呼吸がしにくくなり、リラックスができないので注意してください。
もし、首やお尻が浮いてしまう人は腰の下にタオルなどで段差をつくり隙間を埋めると安定します。
ワニのポーズ
- 仰向けに横たわり、右足を曲げる際にひざを両手で抱えます。
- 左足は伸ばしたまま力を抜いてリラックスさせます。
- そのままの状態から右足を左側に倒し、左手で床に押します。
この時、右手は右側に移動させ、伸ばします。 - 3~5呼吸キープし、反対側も同様に行います。
足を倒した際に腰やお尻が心地良いストレッチ感覚になれば大丈夫です。
腸の働きが良くなるので便秘によるポッコリお腹に効きます。
また、ワニのポーズは、朝だけでなく夜にやるのも効果的ですよ。
猫の伸びのポーズ
- 四つん這いになります。この時目線はおへその方へ向けてください。
- 鼻から息を吸いながらお腹をへこませます。
- その状態を10秒キープします。
- 口から息を吐きながらお尻を上に突き上げます。
- 腕を前に突き出し3~5回呼吸キープします。
コツとしては、お尻を天井に向かって高く突き上げるイメージで行ってみてください。
腸内環境の改善、便秘解消の他にも基礎代謝が促されるので脂肪燃焼にも繋がります。
スフィンクスのポーズ
- うつ伏せになります。
- 両肘を肩幅に立てます。
- 息を吸いながら胸を張る感じで肩を後ろに回します。
この時、肩甲骨を引き下げることを意識してください。 - 3~5呼吸キープします。
お腹を伸ばすことでお腹周りの筋肉のコリをほぐし、背中の引き締めにも効果を発揮します。
子供のポーズ
- 体を起こし、四つん這いになります。
- そのままお尻をかかとまで引きます。
この時、手は伸ばしたままにしてください。 - 両肘を軽く曲げ肩の力を抜きます。
- 3~5呼吸キープします。
もし、背中にこわばりを感じる場合は、脇を床に向けるよう意識しながら両肘を伸ばしてみてください。
子供がよくやっているように、高いリラックス効果が期待できます。
また、疲労緩和や腰痛緩和など体の違和感を緩和してくれますよ。
まとめ
今回は、朝ヨガについてご紹介しました。
- リラックス効果を得られる胎児のポーズ
- 便秘が解消できるのワニのポーズ
- 基礎代謝が上がり脂肪燃焼につながる猫の伸びのポーズ
- お腹のコリをほぐしてくれるスフィンクスのポーズ
- 疲労緩和や腰痛緩和効果がある子供のポーズ
朝ヨガには、多くの効果があり、朝にやるからこそ1日をスムーズに過ごすことができます。
また、気持ちをすっきりさせ、朝からやる気スイッチを入れてくれるので、仕事もテキパキこなせます。
なので、もしまだ朝ヨガをやっていない人は是非やってみてください。
朝からスッキリとした気持ちになるだけで1日の過ごし方も変わってきますよ。
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