日常生活を送っていれば誰しもストレスや疲れが溜まってしまうもの。
ストレスが溜まった状態では、よく眠れず夜中に目が覚めてしまったり、寝つきが良くないことで十分な睡眠時間を確保できなくなりますよね。
しかし、日は昇るもので、睡眠が足りていなくても朝が来てしまい仕事へ行かなくてはいけません。
疲れが溜まった状態で仕事へ行っても支障をきたしてしまうだけです。
そんな疲れた状態だからこそ夜はリラックスをして寝たいですよね。
そこで今回は快適な睡眠ができるようになるヨガをご紹介します。
睡眠に大切なポイント
人が快適な睡眠をできたと思うのは、眠りから覚めてから判断をします。
寝起きにスッキリと起きることができれば良い睡眠ができているといえます。
しかし、疲れがたまっていてはそんな感覚もなかなか味わうことができません。
そこでここでは、ヨガをご紹介する前に睡眠に大切なポイントをあげていきたいと思います。
睡眠の質を上げるリラックス環境
睡眠にとても大切なのは、寝る前にどんな状態であるかです。
リラックスしていない状態で眠りにつけば、寝つきも悪く、うだうだと寝れない状態が続きます。
なので、睡眠前のヨガもより効果を上げるために「静かで明るすぎない」ということを意識すると良いです。
呼吸を意識したゆったりヨガ
寝る前に激しい運動を行うと交感神経が高まってしまい、寝つきが悪くなります。
交感神経が高まることで、全身に興奮の刺激を与えてしまいます。
そのため、ヨガを行いう時も運動量の多いものではなく、
瞑想やゆっくりと呼吸を行う運動量の少ないものを選ぶのがオススメです。
寝る前の10分間でできるオススメ睡眠ヨガ6選
寝る前にヨガをすることで睡眠の質を上げることができますが、
ヨガによっては逆効果を与えてしまうこともあります。
そこでここでは、寝る前にできるオススメのヨガをご紹介していきます。
猫と牛のポーズ
猫と牛のポーズはその名前の通り、猫と牛のポーズを交互に繰り替えすヨガです。
- 手は肩幅、足は腰幅に開いて四つん這いになります。
この時、目線は床を向いてください。 - 息を吐きながら背中を丸め、目線はおへそに向けます。
- 息を吸いながら胸を広げ背中を反らし、目線は斜め上に向けます。
- 2~3を4、5回繰り返します。
- 息を吐きながら背中が水平になるように最初の四つん這いの体制に戻します。
日々の溜まったストレスを解消してくれる効果があり、腰痛の緩和などにも効果的だと思います。
また、便秘の改善にも良いので、悩んでいる人はやってみてはいかがでしょうか。
ただし、首に痛みがある人はやらないでください。
猫の伸びポーズ
猫の伸びをイメージしたヨガです。
- 四つん這いになります。この時目線はおへその方へ向けてください。
- 鼻から息を吸いながらお腹をへこませます。
- その状態を10秒キープします。
- 口から息を吐きながらお尻を上に突き上げます。
- 腕を前に突き出し10秒キープします。
肩や胸まわりを伸ばしていくポーズなので、
首や肩のこりを解消してくれるほか、むくみも解消してくれます。
また、寝る前に行うことにより睡眠の質が向上します。
三角のポーズ
壁を使いストレッチすることで体を安定させることができます。
- 大きく足を開き、かかとを壁に付けます。
- 両腕を直線上にあげます。
- 右足のつま先を外側に向け、上半身は右側に傾けます。
この時壁に沿って傾けることで体の中心をずらすことなくポーズがキープできます。 - 手は垂直になるように上下に広げ、30秒キープします。
- 息を吸いながら姿勢を戻し、反対側も行います。
仕事などによる全身のコリを伸ばしてくれる効果があります。
幸せな赤ちゃんのポーズ
赤ちゃんがよくやっている足を掴み体を揺らしていくヨガです。
- 仰向けに横たわります。
- ゆっくりと息を吐きながら両ひざを両手で抱え、お腹へ引き寄せます。
- 両ひざを外側に開き、両手で両足のかかとを足の内側から掴みます。
- ひざがわきの下にあることを意識しながら、ゆっくり息を吐きながら掴んだ足を上にあげます。
- 足は手を押し、手は足を引っ張るように軽く力を加えて目を閉じ、体を左右に揺らします。
この時、無理に揺らすのではなく、床でマッサージをするようにしてください。
また、お尻は床から離れないように注意してください。 - 3~5呼吸続けたら動きを止めて足を開放します。
左右に揺らす動作をすることで、
日中に溜まった下半身への緊張をほぐしてくれる効果や気持ちを落ち着かせてくれる効果があります。
また、リラックス効果もあるのでより良い眠りへとつれて行ってくれます。
ワニのポーズ
睡眠の質だけでなく、美容効果もあるヨガです。
- 仰向けに横たわり、右足を曲げる際にひざを両手で抱えます。
- 左足は伸ばしたまま力を抜いてリラックスさせます。
- そのままの状態から右足を左側に倒し、左手で床に押します。
この時、右手は右側に移動させ、伸ばします。 - 10呼吸キープし、反対側も同様に行います。
腰回りに適度な負荷がかかるので腸に刺激が加わり、便秘に効果的です。
さらに、血流もよくなり老廃物が排出されやすくなるのでむくみ解消にも効果的となっています。
また、より高いリラックス効果も見込めるので一石二鳥なストレッチです。
ダブルニートゥチェスト
筋トレにあるニートゥチェストに近いポーズをしたストレッチヨガです。
- 仰向けに横たわります。
- 足をお腹へ引き寄せ、両手で抱え込みます。
- そのまま状態を20秒ほどキープします。
ニートゥチェストとは違い、ダブルニートゥチェストは足を抱え込むだけのゆったりとしたストレッチです。
そのため、リラックス効果が期待できます。
まとめ
今回は、寝る前におすすめなヨガをご紹介しました。
- 捨てレス緩和の猫と牛のポーズ
- こりやむくみを解消してくれる猫の伸びのポーズ
- 全身のこりに効く三角のポーズ
- リラックス効果が期待できる幸せな赤ちゃんのポーズ
- リラックス効果だけでなく美容にも良いワニのポーズ
- ゆったりとしたリラックス効果があるダブルニートゥチェスト
ヨガは激しいものもありますが、寝る前にオススメなゆったりと瞑想や深呼吸がメインのヨガもあります。
そんなゆったりとしたヨガは、多くのリラックス効果や体をほぐし気持ちを落ち着かせてくれるものばかりです。
また、ポーズによって様々な部分を刺激してくれるので、快適な睡眠を誘ってくれる他にもより良い効果が見込めます。
そのため、睡眠の質を上げたい人はもちろん、美容に対して意識し始めたという人にもオススメなので是非やってみてください。
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