結婚をする際に提出をする必要がある婚姻届。
その婚姻届にはいろいろと記入する部分がありますよね。
名前や住所などお互いが夫婦になるための記入欄があります。
そんな婚姻届ですが、住所とは別に「本籍」を記入しなくてはいけません。
ここで本籍と聞いて
「住所とは違うの?」
「本籍はどこにしたら?」
と思う人も中にはいるのではないでしょうか。
生活をしている中で本籍と言われても確認することも少ないので当たり前ですよね。
そこで、今回は本籍について、何なのか、どこが良いのかなどをご紹介します。
本籍と住所の違いは?
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「本籍」と「住所」どちらも場所を表しており、どちらも自分に関する場所です。
ただ、自分に関するといっても「住所」は住んでいる場所。
一方の「本籍」は戸籍を保管する役所がある場所。
つまり、本籍は住んでいる場所とは異なるので関係はありません。
生活していくうえであまり意識することがない部分でもあるので、
分からなくても仕方がないかもしれませんね。
しかし、結婚をするとなると本籍を記入しないといけないのでしっかりと調べておいてください。
また、ほとんどの場合は結婚前であれば両親の本籍と同じ場所になっています。
なので、分からなければ両親に聞いてみるのが良いですよ。
それでも、不明であれば住民票にも書いてありますよ。
ここで注意しておきたいのが、住民票を貰う時には「本籍が表記してある物」を頼んでください。
場所によっては、本籍が表記されていないものを渡されることがあります。
ちなみにですが、個人情報や身分関係や本籍などが記載されている書類を戸籍謄本と言います。
住民票とは別の書類なので覚えておいて損はないと思います。
戸籍謄本を取得する方法は?
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戸籍謄本は、住民票では書かれていない個人の情報が記載されている書類です。
結婚前ではあまり意識していなかった戸籍謄本ですが、結婚やその後は様々な場所で活躍します。
- 婚姻届を出すとき
- パスポートの申請をするとき
- 保険金の請求するとき
- 年金の請求をするとき
- 家系図を作るとき
など、様々な場面で必要になるのです。
ただ、必要になるたびに取得しなくてはならないのでなかなか面倒くさい書類です。
そんな戸籍謄本ですが、取り方が分からないと「いざ」という時に困りますよね。
そこで、ここからは戸籍謄本の取得方法をご紹介します。
直接受け取りに行く
直接受け取りに行く場合は、本籍で登録してある役場へ行き受け取ります。
この時、住んでいる場所が本籍であれば特に問題はありません。
しかし、住んでいる場所と異なる場合はわざわざ出向く必要があるので注意してくださいね。
また、窓口で受け取る場合は「身分証明書」を持参してください。
代理人に取り入ってもらう
自ら戸籍謄本を受け取りに行けない場合は、代理人に頼んで取りに行くことになります。
代理人というのは、戸籍が同じ家族であったり、家族以外でも受け取りは可能です。
ただし、戸籍が異なる場合は、委任状が必要になります。
委任状がないときは、受け取りができないので忘れず渡してください。
郵送で取り寄せる
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戸籍謄本は郵送で取り寄せることもできます。
この場合は、本籍がある役場によって取り寄せ方法は異なるのでホームページから確認してください。
一般的な郵送は、
- 戸籍に関する証明書の交付請求書
- 身分証明書の写し
- 返信用封筒
- 手数料相当の定額小為替
を郵送することで、折り返しで送られます。
また、郵送の手続きは「電子申請」でも可能です。
「マイナンバーカード」や「住民基本台帳カードとICカードリーダー」があれば、
申請することができます。
こちらも自治体によって対応していない場合があるので、確認してから手続きをしてください。
コンビニで取得する
コンビニで取得する場合は、
電子申請と同じく「マイナンバーカード」や「住民基本台帳カード」が必要になります。
また、対応している場合のみ取得することができるのでこちらも確認は必要になります。
ただコンビニ取得は非常に便利で、
窓口に行かなくても戸籍謄本が手に入るので対応しているのであれば利用してみてください。
本籍の場所はどこが良い?
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婚姻届には「これまでの本籍」「結婚後の本籍」を記入する必要があります。
つまり、これまでは両親の戸籍を本籍としていましたが、
結婚後は新たな戸籍を作るということです。
やはり、新たな本籍を決めるのであれば慎重に選びたいですよね。
そこで、ここからは本籍についてご紹介していきます。
どちらかの実家と同じ本籍にする
基本的には、結婚など本籍を変更することになる以外は両親の本籍が自分たちの本籍となります。
そして、結婚後もどちらかの実家の本籍を引き継ぐ形をとる夫婦は多いと思います。
これは、自分たちの意志で決めるというよりも
「実家を引き継いでほしい」と思っている両親の意志が強い場合が多いです。
また、女性側よりも男性側の実家を本籍にしています。
実家が自分たちの本籍であれば、
必要な時に書類を家族に取ってきてもらえるというメリットもあるので、
夫婦そろって忙しい人には良いですね。
新居と同じ本籍にする
やはり、2人で新たなスタートを切るわけですから、
そのスタート地点である本籍は自分たちの新居にしたいという夫婦も中にはいます。
実際に、本籍が自分たちが住む新居であれば、
書類を取りに行く際にも誰かに頼むことなく取りに行くことができますよね。
また、どちらかの実家が本籍であるよりも新たな地である方が
「これからは2人で頑張っていくんだ」という意識も高まっていくのではないでしょうか。
そのため、どちらかの両親が反対しているという場合出ない限り、
本籍は新居にしてしまっても問題はありません。
本籍を有名スポットや思い出の場所にする
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本籍は、国内であればどこにおいても問題はありません。
それは、有名な観光スポットであったり、ディズニーやUSJであったとしても大丈夫です。
これだけ自由であれば、新居ではなく思い出の場所を選びたいと思う夫婦もいるのです。
というのも、中には「相手の実家を本籍にするのは嫌だ」と思っている人だっています。
「忘れない場所を本籍に」と思っている方も。
そんな人は、本籍を自由に決めてみてはどうでしょうか。
本籍を見るたびに相手との思い出が蘇るって素敵ですよね。
ただし、本籍について注意することがあります。
- 観光地や有名スポットでも住所が不確定な場所はできない
- 居住地から離れた場所だと書類を受け取るまでに手間がかかる
という点があげられます。
観光地や有名スポットでも住所が不確定な場所はできない
ディズニーやUSJ、スカイツリーなどの様々観光地であったとしても本籍にすることができます。
しかし、富士山といった住所が不確定な場所は、
そもそも住所が確定していないために本籍として登録は不可能です。
それでも、住所が不確定な場所を選びたいのであれば、
周辺の住所がある場所などを本籍にしてください。
居住地から離れた場所だと書類を受け取るまでに手間がかかる
有名スポットや思い出の場所が良いからといって何も考えずに決めるのは得策ではありません。
というのも、自由に決められるからといって県を跨ぐ登録は、手間になってしまいます。
書類を貰うにしてもわざわざ遠出をしてまで出向くか、居住まで取り寄せることになるのです。
そのため、本籍が遠すぎると面倒になるので注意が必要となります。
まとめ
今回は、結婚後の本籍についてご紹介しました。
本籍は、自由にかけることができ、住んでいる場所以外でも国内であればどこを登録しても大丈夫です。
2人の意志を尊重しつつ、お互いの実家の話も取り入れていくのが良いですよね。
ただ、手間を考えると新居か実家が一番良い場所なのではないでしょうか。
書類を貰いに行く手間も省くことができますし、必要な際にはすぐに手に入ります。
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