【失恋】忘れたい恋にさよならを告げる3つの方法

忘れたいのに忘れられない。
恋の終わりはほんとに切なくてつらいですよね。
何をしていても、何もしていなくても頭に浮かぶのは相手のことばかり。

きれいさっぱり忘れてしまえたらどんなに楽だろうって思いますよね。

この記事では、そんなつらい思いを抱えていらっしゃる方々に、「忘れたい恋とさよならする3つの方法」についてお話します。

記事を読んだ皆さんが、ご自身の力で新たな第一歩を踏み出すきっかけになれたら嬉しいです。

気持ちを切り替える

忘れると言っても、何もかもすっかり忘れてしまえるわけではありません。
自分の気持ちと向き合って、気持ちを切り替えなければならないんだと思います。

筆者は自身の経験から、こんなふうに思うんです。
忘れたいのに忘れられない時って、本当は心の中にはまだ「忘れたくない自分」が居座っているんじゃないでしょうか。

「もしかして相手の気持ちが変わるんでは」とか「自分がもう少し努力すれば、何とかなるかも」なんて。
ほとんど根拠のない、小さな小さな期待です。

「忘れられない」のではなく、「忘れたくない」んだと思います。

だから、そこにしがみつきたい自分としっかり向き合わなければなりません。

そんな自分を癒したり励ましたりしながら、自分自身で気持ちを切り替えていかなければならないんだと思います。

それでは、具体的な方法をお話しします。

とにかく気が済むまで、涙が枯れてしまうんじゃないかというくらい泣きます。
状況が許せば、声をあげて子供みたいに泣いてもいいと思います。
泣きすぎてちょっと頭が痛くなっても、気持ちは意外にすっきりします。

気が済むまでとことん泣いているうちに、少しずつ「もう叶うことのない期待なんだ」と自覚できるようになります。

「泣く」という行為自体も医学的に実証された効果があるようです。
泣くと、脳内ではセロトニンという物質の分泌が促されます。
セロトニンは脳内の神経伝達物質の一つで、自律神経のバランスを整える働きをします。

つまり、泣くことで自律神経のバランスが整い、心が落ち着くのです。

さらに、心理カウンセラーの竹内好美さんによると、泣くときには我慢せず思いっきり泣くほうがいいそうです。
泣くのを我慢すると、それがストレスになってしまうんだとか。

「泣いてもいいんだ」と肯定し、誰にも気兼ねすることなく思いっきり泣きましょう。

筆者の場合は、一人で泣ける映画を観ます。
例えば、ちょっと古いですが『グリーンマイル』とか。
途中で自分のつらさなんてどこかに吹っ飛んでしまうくらい、泣けます（笑）。

なお、こんなときお酒はあまりお勧めしません。
なぜなら、この時間は自分と向き合うための大切な時間だと思うんです。

お酒で酔えば、一時的に気持ちが楽になるかもしれません。
でも、酔いがさめれば元のつらい自分です。
それにこんなときに飲むお酒はろくな酔い方をしないもの。

今はつらいけど、ちゃんと自分と向き合うことが大切だと思います。

ひとしきり泣いて少し落ち着いたら、次は予定をパンパンにして忙しく過ごします。
終わった恋と決別するのに、何も予定のないひとり時間は一番の大敵です。
ついつい思い出して、また逆戻りしてしまいますから。

仕事でも趣味でもなんでもいいから、とにかく忙しく過ごすんです。
そうすれば、余計なことを考えずに済みます。

とくに、身体を動かすスポーツや友人と過ごす楽しい時間は気持ちを切り替えるのに最適なのだそう。

幸せホルモンと呼ばれるエンドルフィンの分泌を促して、幸福感を高めてくれるらしいです。

ちなみに筆者の場合は、ぷらっと散歩に出かけます。
恋愛中には見えていなかった何気ない日常に視点を変えるいい機会になります。

また、友達との食事を楽しんだりもします。
たくさん笑って、癒されている実感があります。

友人は、失恋すると決まって旅行に出かけます。
相手の思い出がつまった環境から距離を置くためです。

引っ越しをした人もいました。
そこまではという人でも、カーテンやインテリアを換えて模様替えをするのでもいいと思います。

人の気持ちは、周りの環境に大きく左右されます。
環境を変えることで、気持ちを切り替えやすくするのです。

まずは、思い出のものを目に見えないところに遠ざけるところから始めませんか。
そのほうが、気持ちが切り替えやすいと思います。

そういえば、旅行するという友人の話。
傷心で出かけた旅先で車が故障して、困っているところをたまたま通りがかりの男性が助けてくれて、1年半後にその人とめでたくゴールインしました。

そんな、ドラマみたいな出来事が現実に起こってしまうことだってあるんです。
前を向いて歩いて行かなきゃですよね。

気持ちを切り替えるといっても、「やっぱりなかなか難しい」という人はいらっしゃるでしょう。
ほんとに辛いですよね。

でも、開けない夜はありません。
今はどんなに頑張ってもダメだったとしても、時間が解決してくれることもあります。

大丈夫、いつかきっと笑って話せる日は来ます。

この記事では、終わってしまったつらい恋にさよならする方法についてお話しました。
ポイントは次の3つです。

・気が済むまで泣いて、心をすっきりさせる。
・予定をパンパンにして忙しく過ごし、心の余地をなくす。
と同時に幸せホルモンの力で幸福感を高め、気分を切り替える。
・環境を変えて、つらい思い出から距離を置く。

恋の終わりは新しい自分に、そして新しい恋に出会うチャンスかもしれません。
きっとそうだと信じて、いまを乗り切っていきましょう。