頻繁に会えない遠距離恋愛では、お互いに不満やストレスが溜まってしまい、喧嘩になってしまうこともありますよね。
ただでさえ物理的な距離があるのに、喧嘩中なら尚更どうやって仲直りすればいいのか難しい問題です。
今回は、遠距離恋愛中に喧嘩してしまった時の仲直りのコツについてお話ししていきます。
お互いの情報量が少ないので、ちょっとしたことで大きな違いになってしまう遠距離恋愛。
対処法をしっかり踏まえて、仲直りしてくださいね。
遠距離恋愛で喧嘩した時の仲直りのコツ
近距離恋愛であれば、すぐに会う予定の日が来て連絡を取り合ったり実際に会ったり仲直りするチャンスは多いですが、遠距離恋愛は放っておいてしまうと自然消滅なんてことにもなりかねません。
せっかく付き合った二人なので、そんな事で終わりを迎えてしまうのは悲しいですよね。
ちょっとしたコツを上手く取り入れて、上手く仲直りしてみてくださいね。
お互いに頭を冷やしてから話す
近距離恋愛でも遠距離恋愛でも言えることですが、お互いに頭を冷やしてから話し合うことが重要です。
人間は一度怒りにコントロールされてしまうと、正常な考え方が出来なくなってしまいます。
自分は怒っているんだということを相手にアピールしたくなり、余計なことまで言ってしまいます。
その状態ではなぜ相手が怒っているのかや、なぜ自分が怒っているのかなど、喧嘩の本質が伝わりにくくなってしまいます。
自分が怒っているポイントはどこか、お互いに冷静に言葉で説明出来るように、頭の中で整理しておくことが大切です。
そのためには時間が必要です。
怒っている状態では、アドレナリンがたくさん出てどんどんヒートアップしてしまいます。
まずは時間をかけて怒りの状態から抜け出して、冷静な頭で自分はどう伝えれば良かったのかを考えてみてください。
怒りの根本には、分かってもらえていないという気持ちや、こうして欲しかったなどの相手に期待する気持ちがあります。
人にとって感情は原動力です。
その怒りに繋がった気持ちが、悪いわけではありません。
ただ伝え方を間違えると、相手からすると責められていると感じてしまい、防御反応として喧嘩になってしまいます。
怒っていることを伝えるのではなく、なぜ怒ったのかという自分の気持ちを伝えることが重要です。
数時間置いてお互いに冷静になった時なら、伝えたかったことは何かをピンポイントで伝えられます。
そういうように喧嘩の本質を見極めるクセをつけておくと、喧嘩自体も少なくなります。
仲直りのキッカケを作ってあげる
自分が悪いのか相手が悪いのかに関わらず、仲直りのキッカケを作ってあげることも大切です。
喧嘩になってしまった場合、どちらかが100%悪いということはありません。
ヒートアップし過ぎて言い過ぎたということはよくありますよね。
喧嘩は誰が正しいかではなく、お互いを理解し合うことが大切なので、意地を張り過ぎるのも喧嘩が長引いてしまう原因です。
喧嘩中に言い過ぎたなとか、関係ない話を持ち出して責めてしまったなとか、何か一つでも謝ることを見つけて、それについては謝るという姿勢が大切です。
こちらが謝ると意地を張っていた男性側も謝りやすくなります。
精神的には女性の方が早熟で色々なことに気付けるので、男性の苦手とする立ち回り役に向いています。
お互い意地を張っていても平行線ですし、喧嘩中の嫌な気持ちをずっと引きずりたくないですよね。
相手の反応が悪くても、しばらくすれば女性側が謝ってくれたんだし…となり、男性側も意地を張り続けなくなります。
男性は意地とプライドが一緒になってしまっているようなところもあります。
そこをくすぐってあげるのも一つの手です。
連絡をし過ぎない
怒っているの状態なら尚更、鬼電や鬼ラインは逆効果です。
冷静になった状態でも、どうすればいいのかまだ分からない状態で、バンバン連絡が来るとうっとおしく感じてしまいます。
中には面倒くさく感じてしまって、放置するタイプの男性もいます。
女性側からすると不安でしょうがない状態なので、ますます連絡をしてしまいますが、ここは我慢した方がいいです。
未読がたくさん溜まるとうんざりする気持ちも理解してあげるのが大切です。
お互いに冷静になるペースや、一人で考えるペースは違います。
特に決断力の早い女性に対して、男性はマイペースに決断する傾向があります。
その時間を邪魔しない程度に、「さっきはああいう言い方してごめんね」程度の軽い連絡に留めておいた方が無難です。
二人のルールを決めておく
遠距離恋愛ではお互いのルールというものがあると思います。
何時ごろに電話すると決めていたり、誕生日に会う時はどこで会うなど、お互いに話し合って決めた二人だけのルールです。
喧嘩についてもルールを作っておくと、仲直りしやすくなります。
例えば喧嘩した次の日でも朝の挨拶はきちんとするだったり、喧嘩して何時間か経った後はお互いに何を伝えたかったのか気持ちを文字にして送り合うなどを決めておくと、お互いにパニックになりません。
どちらが正しいという話ではなく、どういう気持ちが相手に伝わらず怒りになったのかということが大切です。
それをきちんと踏まえないと、また同じ原因で喧嘩になってしまいます。
一度喧嘩した後は、とことん話し合って喧嘩の本質を見極めてください。
自分と相手の価値観や考え方は違います。
このくらい言えば伝わるだろうという甘えは、相手には伝わりません。
きちんと細かいところも言葉にして、伝えることが大切です。
遠距離恋愛でなくとも、そうやって少しずつ価値観や考え方をすり合わせていくことが重要です。
相手に合わせるという話ではなく、相手の価値観や考え方を理解するということです。
そこを理解しないと、自分の価値観や考え方を押し付けてしまったり、相手の価値観や考え方を踏みにじってしまうことになります。
私の友人で国際結婚をした人がいるのですが、国籍が変わってもやることは一緒だと言っていました。
特に文化の違う国同士の二人の価値観や考え方は、土台から全く違います。
自分の価値観や考え方を押し付けずに相手に自分を理解してもらい、相手を理解するには、一つ一つ丁寧にどこまで理解しているかを確認しながら積み重ねていくのが大切ですよね。
時間がかかることですが、焦らずに進めば加速度的に理解が深まっていきます。
そうやって考えると違いは悪いことではないですね。
それを受け入れて、上手く仲直り出来ると良いと思います。
まとめ
遠距離恋愛で喧嘩した時の仲直りのコツは、
- お互いに頭を冷やしてから話す
- 仲直りのキッカケを作ってあげる
- 連絡をし過ぎない
- お互いのルールを作っておく
などです。
お互いにどう感じて怒ってしまったのかを理解し合って、価値観や考え方のすり合わせをすることが、将来的にも大切です。
喧嘩は完璧に避けられるものではないです。どちらかがストレスを抱えてしまい過ぎないように、普段から相手を思い遣った言動が重要です。
喧嘩になってしまっても関係が終わってしまうわけではないので、無理せずお互いの理解を積み重ねてみてくださいね。
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