失恋なんて、できれば経験したくなかったー。
辛いし悲しいし、世界で自分がひとりぼっちになってしまったような気分に陥ってしまい、もう一生このままなんじゃないかというぐらい孤独感が強くなりますよね。
私の友達も、学生時代に大きな失恋を経験していました。慰めようにも、友達は「今」辛い思いをしているから、軽々しく「次があるよ!」なんて言えません。
失恋に効く特効薬はないかもしれないけれど、少しでも心の傷が癒される方法をご紹介します。
私の友達も、この方法でその時の辛い気持ちが少し癒されたと言っていたので、ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。
心の傷は、失恋の種類によって癒される時間が違う
失恋に大きい小さいはありません。「辛い」と思う気持ちは、人それぞれあって当然です。ただ、その辛い気持ちは、失恋の種類によって多少癒されるまでの時間が違うことも事実です。
あくまでも目安なので、「絶対この期間に回復しなければ…!」と焦る必要はありませんが、少し参考にしてみてください。
付き合っていた彼から振られた場合
「離婚」を切り出されるなども失恋の種類に入ると私は思っているのですが、一度愛し合った人から別れを切り出されるというのは、精神的な辛さに加え、それまでの楽しかった時間や思い出に支配される辛さというものがあります。
そのお付き合いの期間が長ければ長い分ほど、「受け入れたくない」「一人になってしまった…」という気持ちが強く残る傾向にあるため、心の傷が癒えるまでにも1年ほどかかるようです。
さらに別れの理由が「他に好きな人ができた」といった類のものだったら、なおさらショックが強いですよね。
ちなみに、私の友達が経験した失恋もこの種類でした。3年付き合っていたので、いきなり「別に好きな人ができた」と言われた時は相当ショックなようでしたし、「自分には女としての価値もないのか…」と自己否定に苛まれ、回復するまでかなり時間を要していた覚えがあります。
片思いのまま終わってしまった場合
付き合ってはいないけど、密かに好きな人がいる。でも、その人に彼女ができてしまったー。
これも失恋ですよね。好きな人が友達の場合もあるし、話したことがない相手だったり、顔も知らない相手かもしれないけれど、「自分の気持ちが届かなかった」という失恋もやはり辛いものがあります。特に片思い期間が長いほど、ダメだった時のショックは計り知れません。
ただ、「告白したけどダメだった」など、気持ちを伝えられたという人は、伝えられただけでも満足感があり、辛いけれど気持ちを切り替えられるという人が多いようです。
でも、自分の気持ちを伝えないまま失恋してしまった片思いは、「何かアクションを起こしていれば…」と後悔する気持ちが溢れて辛さを増幅させてしまうことも。
同じ片思いでも、気持ちを伝えた人と伝えなかった人では、その辛さにも差がでてくるようです。
失恋から立ち直る期間というのは、個人差はもちろんありますが半年~1年ぐらいかかります。その恋が両思いにせよ片思いにせよ、大恋愛であればあるほど、癒えるまでにも時間がかかります。
ただ、一つ言えるのは失恋の辛さは必ず時間が癒してくれるということ。失恋した直後にはそんなことまったく思えないし、「絶対立ち直れない!」と強く思うのは当然なので信じられないと思いますが…(実際私もそうでした。)
その立ち直るまでの期間に、少しでも失恋の辛さを忘れられるような方法はないかと調べてみた結果、いくつかその方法がありました。実際に私が試したものもあります。
いつかは時間が解決するけれど、「今」辛い人にぜひ実践してみてほしいと思います。
失恋の心の傷を少しでも癒したい!試してほしい5つの方法
心を癒す方法として次の5つの方法があります。
- とにかく話を聞いてもらう
- 趣味や仕事に打ち込む
- 大声で歌う・泣く
- 部屋の模様替え・断捨離
- 自分の気持ちを客観的に見つめる
それぞれの方法を順番に見ていきましょう。
とにかく話を聞いてもらう
友人・母親・先輩など、「自分が信頼している人」ならどんな間柄でもかまいません。にとにかく話を聞いてもらうと、話すことで気持ちが少し軽くなります。
ただ、話す相手は慎重に選ぶ必要があります。結婚が決まった!と幸せいっぱいの友人に失恋の辛さを話しても、なんとなく自分がみじめになる気がしませんか?
今の辛さに寄り添ってくれる人に、ぜひ話を聞いてもらってください。少し気持ちが楽になりますよ。
趣味や仕事に打ち込む
失恋したという辛い気持ちに執着していると、心の傷はなかなか癒えません。傷口を自分から広げるのではなく、何か楽しいこと、没頭できることに気持ちをシフトしていくことで、少しづつでも傷口にかさぶたを作ることができます。
本を読む、スポーツをする、仕事をする…なんでもかまいません。何か一つでも、辛さを忘れることができるものを見つけてみてください。
大声で歌う・泣く
これは、私の友達が実践したやり方です。とにかく大声で泣いたと言っていました。歌うにせよ泣くにせよ、「大声を出す」のは、自分の中のいろんなものを吐き出すのにかなりおすすめです。特に涙を流すというのは、近年「涙活」という言葉もあるようにストレスの発散・リラックス効果が期待できます。
友達の場合は、かなりベタですが枕に顔を埋めて意図的に声を出して泣いたそう。枕に顔を埋めているので、声量とか気にしなくて大丈夫だからというのがその理由です。この方法で、とことん大声を出しましょう。
また、一人カラオケで誰の目も気にせず大声で熱唱するのもいいでしょう。大好きな歌でもいいし、あえて失恋ソングでとことん吐き出すのもいいと思います。
失恋ソングといえば、2020年2月にリリースされた、あいみょんさんの「さよならの今日に」という曲が、「前に進まなきゃという気になる」「心が揺さぶられる」と話題になっています。
過去を後悔しつつも前に進もうとする歌詞が共感を呼んでいるよう。
ぜひ聴いてみてくださいね。
部屋の模様替え・断捨離
これも、友達が実践していた方法です。たくさん泣いて泣いて、少し気持ちが浮上した時、さらに執着を捨てようと思い立ったそうで、思い切って断捨離をしたのだとか。見ると辛くなる思い出のものだったり写真だったり。かなりスッキリしたようです。
でも、なかなか踏ん切りがつかない人もいると思います。そんなときは、無理に捨てるのではなく、箱に思い出の品を詰めてクローゼットの奥にしまうだけでも大丈夫。
いつか時がたち、忘れていたその箱を開けたとき「あぁこんなこともあったな」と懐かしめるようになっていますよ。
自分の気持ちを客観的に見つめる
まずはノートとペンを用意します。そして、今の自分の思いをバーッと書き出しましょう。辛い、悲しい…ネガティブなこともどんどん書いてしまいましょう。
人に見せるものではありません。口汚くなっても何も問題なし。
文字にすると自分の気持ちを客観的に見つめることができます。「○○だから辛いんだ」「こんなに好きだったんだな…」と冷静に自分の気持ちと向き合うことが出来ます。
そして書いたノートはスパッと捨ててしまいます。これがとっても大事!ネガティブワード満載のノートを残しておくと、忘れたくても忘れられなくなり、結局心の傷が癒えるまでに時間がかかります。
書いたら捨てる!そうすることで、気持ちの切り替えもしやすくなりますよ。
まとめ
- どんな失恋をしたかで心の傷が癒えるまでの時間に差がでる
- 個人差はあるが、立ち直るまでに半年~1年
- 失恋の辛さは必ず時間が癒してくれる
- 信頼している人に話を聞いてもらって気持ちの整理をする
- 趣味や仕事に没頭すると少しの間だけでも辛さを忘れられる
- 大声で歌ったり泣いたりして心のデトックスをする
- 部屋の模様替えや断捨離で気持ちの整理をする
- ノートに気持ちを書き出してから捨てると、冷静に気持ちを見つめることができる
失恋の辛さを乗り越えたとき、必ず一回り成長した自分に出会えます。
私の友達も、「その当時は辛くて辛くてしょうがなかったけど、今は思い出として心に残っている」と言っていました。
大丈夫、ゆっくり焦らず、今の辛さと向き合って少しづつ前を向いていきましょう。