結婚相談所などで、良いなと思った人と運よくマッチングしたものの、いざお見合いの日が近づいてくると「当日どうすればいいのかな」「失敗しないかな」と不安が頭をよぎりますよね。
ある程度の流れやマナーを知っておくことで、当日は心に余裕をもってお見合いに挑めると思います。
ぜひ、この記事を参考にイメージトレーニングをしてみてくださいね。
お見合い当日の流れをチェック
結婚相談所によって多少違いはあるかもしれませんが、お見合い当日の流れは大まかに次のようなスケジュールで進行します。
待ち合わせ、挨拶
電車が遅れる、待ち合わせ場所が分からない…などのトラブルも考慮し、30分前には到着しておくことがベストです。
お相手をみつけたら、笑顔で挨拶をしましょう。名前と、「今日は楽しみにしていました」と一言添えると、好感度がグンとアップしますよ。
自己紹介
席に着いたら、「改めて、○○です。今日はよろしくおねがいいたします。」と自己紹介をします。
プロフィールなどは、マッチングの際に書面ですでに把握していると思いますので、ここでの自己紹介は事細かに行う必要はありません。名前や出身、趣味などを簡潔に話すだけで大丈夫です。
メニューを決める
歓談の前に、まずはメニューを決めます。女性のほうから、「何になさいますか?」と聞いてあげるといいかもしれませんね。
お茶代は男性が支払うのが暗黙のルールとしてあるので、食事などを好きに注文するのはおすすめしません。男性に勧められても、飲み物程度に留めておくといいです。
何を注文しようか迷ったら、無難にコーヒーや紅茶にしておくといいと思います。(ホテルのラウンジなどでは、コーヒーのおかわりが自由なところも多く、間が持ちやすいです。)
歓談
お見合いのメインはこの歓談の時間です。「結婚生活がどのようなものになるか」がきちんと想像できるよう、人間関係や休日の過ごし方などを聞いておくといいです。
相手と自分のライフスタイルをしっかり照らし合わせることが大切になってきます。
特に結婚生活では経済的な面もかなり重要です。倹約家なのか、例えば趣味にはお金をかけるのかなど、金銭感覚があまりに違いすぎると困ることになるので聞いておいたほうが安心です。
お会計、挨拶
この場では、相手にお返事をしたり連絡先を聞くことはしません。男性がお会計を終えた時点で、「今日はありがとうございました」とお礼を伝えその場で解散します。
もし好印象だったなら、「また次お会い出来たら嬉しいです」と一言添えておくとベストですね。
結婚相談所へ連絡を入れる
結婚相談所によってもやり方は違うかもしれませんが、無事にお見合いが終わった報告はしておいたほうがいいと思います。その場でお返事をするのか、それとも少し考えて後日答えを出すのかも、スタッフの方に伝えておいたほうがいいかもしれません。
待ち合わせ~最後の挨拶までの流れで、だいたい60分ぐらいが目安になります。
結婚相談所などでマッチングした場合は、仲人やスタッフの方がいない場合も多いので、基本的には2人きりであると思っていたほうがいいかもしれません。(ちなみに親の同伴はおすすめしません。お相手の質問に親が答えたり…と、親がお見合いの場を仕切ってしまうというトラブルが多いようです。)
では、お見合い当日はどんなことに気を付ければいいのでしょうか。お見合いを成功させるためには、いくつか守るべきマナーがあります。
守るべき5つのマナー
遅刻は厳禁
遅刻は絶対にしてはいけません。この時点では個人間の連絡先は交換していないと思いますので、万が一遅れる場合は早めに結婚相談所のスタッフに連絡し、相手に伝えてもらわなければならなくなります。
先ほども書きましたが、30分前には待ち合わせ場所に着いていることが理想なので、渋滞などを理由にすることは、相手の印象を悪くしてしまいますよ。
時間には余裕を持って行動するようにしてください。
お見合いにふさわしい身だしなみ
初めてのお見合いにカジュアルな装いはふさわしくありません。
また、パンツスタイルよりはスカートやワンピースを選ぶようにします。女性ならではのスカートスタイルは、男性にも好印象を与え、魅力を感じてくれますよ。
アクセサリーや髪形はシンプルに、清潔感のある恰好をするように心がけてくださいね。
お相手のプロフィールを確認し、質問事項を考えておく
結婚相談所でマッチングした場合は、お相手のプロフィールは事前に分かりますので、兄弟や趣味、仕事などは頭に入れておき、質問することを考えておくと良いと思います。
「趣味は何ですか?」という漠然とした質問よりも、「趣味は読書ということでしたが、どんな本を読まれるんですか?」のほうがより相手を知ることができますよね。
ある程度の質問事項は用意しておき、歓談タイムがスムーズに行えるようにしておくとお見合いも楽しく過ごすことができますよ。
婚活事情・恋愛話は控える
お見合いは合コンではありません。「何人ぐらい付き合ったことがあるのか」「どれぐらいお見合いしたのか」など、過去のお見合い事情や恋愛の話は初めてのお見合いでは避けたほうがいいです。自分がもし聞かれても、あまりいい気はしませんよね。
どうしても詳しい話を聞きたいなら、何回かデートを重ねてからのほうが聞きやすいかもしれません。
過去の話よりも、現在の二人について話をするほうがよほど建設的だと思います。
当日はその場で解散する
話が盛り上がったとしても、そのまま二人で出かけたりしてはいけません。
初めてのお見合いはその場で解散するのがマナーです。もし仮に、話が盛り上がらずあまり良いお見合いではなかったとしても、必ず「今日はお会いできて良かったです」と感謝を伝えましょうね。
まとめ
- お見合い当日は60分程度で挨拶から自己紹介、歓談をする
- 遅刻は絶対にしないこと
- 清潔感のある身だしなみをする
- 質問することを事前に考えておく
- 過去よりも二人の未来を考えた話をする
- その場で解散し、勝手に二人で出かけたりしないこと
初めてのお見合いは緊張して当然。そして、それは相手も同じ気持ちだと思います。
だからこそ、事前に当日の流れを把握しておき、お互いにストレスなくお見合いができると、きっと素敵な一日になりますよ。ぜひ、参考にしてみてくださいね。