「お見合いをしてみたけどいつまでに返事をしたらいいかわからない」
「迷ってなかなか結論が出せない」
など返事を迫られて悩むことってありますよね。
今回はお見合いの返事で悩むあなたへ
返事をする目安と返事に迷った時の解決方法についてお伝えします。
お見合いの返事期限
お見合いの返事は翌日までに返事をするのが基本です。
迷っているのにそんなに早く返事ができない、という方もいらっしゃるかもしれませんが、翌日までにした方がいい理由があります。
お見合いの返事を翌日までにする理由
記憶が新鮮
お見合いに行ったその日は、相手の顔・話し方などを鮮明に覚えていると思います。しかし、人間の脳は記憶を自分が
「こうだったらいいな」と思う方向に記憶を美化することがあります。
返事を先延ばしにすると記憶が曖昧になり、次相手に会った時に
「あれ?思っていたのと違う…」といったことになりかねません。
いい返事をもらった相手は「自分に好意がある」と考えているため、
断りずらい状況を作ってしまいます。
そのようなことが起こらないようになるべく記憶が新鮮なうちに相手に返事を出すのがいいでしょう。
脈があると相手に思わせてしまう
あなたがお見合いの返事を待っている立場だと想像してみて下さい。
もし気がある相手から翌日もその次の日も返事が来なかったらどう思うでしょうか。
迷っているということは「脈があるかも」と期待させてしまうことがあります。
先延ばしした上に相手をがっかりさせてしまうのは、「申し訳ないな」という気持ちになってしまいますよね。
相手の立場になって考えるのも1つ重要なポイントになってきます。
返事を早く出すことのメリット
相手に信頼感を与えることができる
返事を出す時はあなたも不安に思っていますが、同時に相手も気になっていたり、不安を感じていることがあります。
Yes, Noに関わらず、早く返事をするというのはお互いにとって不安が解消され、ポジティブに過ごせるということにつながります。
また「Yes」という返事を早くしたら、「自分に好感を持ってくれている」
という想いが伝わるため、その後の関係もうまくいきそうですよね。
後悔しない意思決定ができる確率が上がる
あなたが何か重要な決断を強いられた時になかなか決断を下せず、先延ばしにして結局断ってしまった、という経験をしたことはありませんか。
私の友達にも、告白の返事を先延ばしにし、結局断ってしまい、
「やっぱり付き合っておけばよかった…」と後悔しているのを見たことがあります。
これは頭のどこかで「早く返事をしなければならない、でもどうしよう…」と
常に悩んでおり、脳が疲弊することに原因があります。
そのため、なるべく楽な選択をする方向に逃げてしまう確率が上がるのです。
先延ばしにするほど、判断能力が低下し、
合理的な判断ができなくなってしまいます。
あの時にちゃんと考えてYesという返事を出しておけばよかったなと後悔しないように、相手と会ったらなるべく早く決断することをお勧めします。
返事が出来ないの解決方法
友達に相談する
1人で考えているとそもそも自分はなぜ悩んでいるのか、と考えたり
判断にバグが生じてしまい、正しい判断をするのが難しくなります。
現在の自分の状況を友達に素直に打ち明け、客観的な意見を取り入れるのは
判断する際に非常に大きな力となります。
自分で自分を客観視する
友達に相談しても、結局「あなたの判断に任せるよ」など曖昧な返事をもらって結局答えが出なかった、という人もいるのではないでしょうか。
それを解決するのが「自分で自分を客観視する」ということです。
今の自分の状況が他の誰かの状況であると想像してみてください。
自分の友達が、兄弟がその状況で悩んでいたら自分だったらどのような言葉をかけるか、というのを考えます。
自分に対しては都合よく記憶を置き換えがちですが、
他人の状況を判断するとなると記憶が改ざんできなくなります。
そのため、あなたはより客観的な考え方ができ、冷静な判断を下すことができます。
また自分だけで考えることができるため、友達が忙しくて時間が取れないときも自分自身で判断を下すことができます。
返事に迷ったときはまずその状況を他の誰かに置き換え、「友達はなぜ返事をするのをためらっているのか」「妹が一歩踏み出せない原因は何か」を考え、その人に対してどのようにアドバイスをするかを考えてみましょう。
何か違った視点で物事が見えてきて決断の一助になるかもしれませんね。
理想を高く持ちすぎない
例えばあなたが年収1千万円以上の相手を求めているとします。しかし日本の全人口のうち年収1千万円以上稼ぐ人は約5.6%といわれています。その中にはすでに既婚者も含まれているので、そこから相手を探すとなると確率はかなり低くなってしまいます。
自分自身が高すぎる理想を持っていないかを一度見直し、新たな気持ちで返事を考えてみましょう。
理想の出会いを求めすぎない
見合いでいい出会いをしたとしても「他にもいい相手がいるのでは」と常に期待している人はなかなか結婚相手を決めることができないという傾向があり、返事に迷う事にもつながります。
まずは目の前の相手に集中して、相手の悪いところだけではなく、
相手のいいところに目を向けることが大切です。
未来を想像してみる
次に「少し先の未来を想像してみること」です。
悩んでいるときはたいてい目先のことにとらわれていることが多いと思います。
恋愛とは離れますが、例えば
あなたが夜中に「ラーメン食べたい」と思ったとします。
その時「食べたいけどこんな時間に食べたら太るな~…でも今日は特別に食べちゃおう!」と判断して食べてしまうのは目の前の「食べたい」という誘惑に負けてしまっているからです。
ではこの時に「もしここでラーメンを食べてしまったら10分後、明日の自分はどう思っているか」と考えてみるとどうでしょう。
もしかしたら10分後は「また食べてしまった」と後悔しているかもしれないし、明日はさらに体重が増えて気分が落ち込んでいるかもしれません。
お見合いの返事の時もこのパターンにおいて考えたときに、自分が相手にYesという返事を出したら、「10分後、明日、1週間後の未来の自分はどのように考えているか。」
を考えてみましょう。
「返事をするのは迷っているけど、今断る選択をしたら明日の自分は後悔していそうだな…」と視点を少し先の未来に目を向けるだけで、
判断の精度が上がり迷うことも少なくなるかもしれません。
まとめ
今回はお見合いの返事についてお話してきました。
・お見合いの返事は翌日までにする
・返事を早く出すことのメリット
・返事に迷った時の解決方法
恋愛は感情にとても左右されるので、なかなか冷静な判断をするのは難しいですよね。
でもこの方法を実践することで、「あの時自分はちゃんと考えて決断したから」と自信を持てると思います。
あなたの選択が思った通りの結果にならなくても、その経験から学べることはたくさんあります。
前向きに捉え、頑張っていきましょう!
今回は以上です。