生き方が多様化しているとはいえ、「結婚したいけど子供はほしくない」と言うと、批判されることが多いですよね。
しかし、子どもがいない夫婦生活にも、もちろんメリットがあります。
そこで今回、子どもをつくらない夫婦生活のメリット・デメリット、また婚活のコツをまとめました。
参考になれば嬉しいです!
子供がほしくない理由
そもそも子供がほしくないのは、どのような理由があるからでしょうか?
主な理由を3つ紹介します。
自信がない
1つ目は、子育ての責任の大きさを考えると自信が持てないため、子どもをつくりたくないという理由です。
子育てって1日や2日で終わるものではありませんし、その子供の人生に大きな影響を与えます。
とても気軽にできるものじゃありませんよね。
そんな大変な子育てをする自信が持てないため、自分の子供はつくりたくないと思う人が多いようです。
いいイメージが湧かない
2つ目は、自分自身が親から虐待を受けていた等で、子育てのいいイメージが湧かないという理由です。
子供のときにつらい思いをしていたため、自分のような思いをする子供をつくりたくない。
虐待なんてしたくないが、いらだった時につい自分も虐待してしまうかもしれないと思って怖い。
そのような思いから、子供がほしいと思えないんですね。
良くも悪くも、親の影響は、子供が大人になってからも残るようです。
お金も時間もかかる
3つ目は、子育てにはお金も時間もかかるため、子供はほしくないという理由です。
子供がいると、どうしても自分より子供中心の生活になりがちです。
子供が好きな人はその人生も楽しめるのですが、そうでなければストレスが溜まってしまいますよね。
自分の人生だし、自分のやりたいことにお金も時間も使いたい!という方は、子供をほしくないと思う傾向があるようです。
子供をつくらないメリット
続いて、子供をつくらないメリットを解説していきます。
メリットは、主にこの4つです。
- お金を自由に使える
- 夫婦の時間を大事にできる
- キャリアアップしやすい
- 面倒な付き合いをしなくていい
それぞれ解説していきます。
お金を自由に使える
子供が大学卒業するまでに、なんと1,640万円かかるという試算があります。
(参照:https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouiku_kondan/kaisai/dai9/siryou6.pdf)
もちろん進学先等により変わりますが、いずれにしても、決して安い金額ではありません。
子供をつくらないと決めると、そのお金を自分やパートナーとのためだけに使えます。
旅行に行ったりおいしいものを食べたり、選択の幅が広がること間違いなしです!
夫婦の時間を大事にできる
子供がいると、どうしても大人であるパートナーより、子供に時間を割きがちになります。
子育てを手伝ってくれないパートナーにいらだったり、子育ての方針が食い違ったりしてケンカになってしまうおそれもあります。
しかし子供がいなければ、すべて夫婦の時間に使えます。
毎週デートに行くこともできるし、のんびり過ごすこともできます。
時には各々好きなことをするのもいいと思います。
時間に追われることのない日々を過ごしやすいのではないでしょうか。
キャリアアップしやすい
子供を授かると、女性はどうしても、出産・育児のために仕事から離れなければなりません。
一方で、結婚しても子供がいなければ、仕事に打ち込むことができます。
そのためキャリアアップしやすいと言えるでしょう。
面倒な付き合いをしなくていい
子育てする上で避けては通れないのが、PTAやママ友との付き合いです。
この付き合いが面倒・大変という声は、よく聞きますよね。
子供がいなければ、PTAやママ友の付き合いもありません。
そのため煩わしい人間関係が少なく、その分、一緒にいて楽しい人との時間に使えます♪
子供をつくらないデメリット
メリットを解説してきましたが、デメリットもあります。
こちらも4点あります。
- 周りから聞かれる
- 介護の不安
- 年齢が上がってから、子どもがほしくなる可能性がある
- 結婚相手を見つけるのが大変
それぞれ解説していきます。
周りから聞かれる
主に家族や親戚から、「そろそろ子供は?孫は?」と聞かれる人は多いと思います。
今ではだいぶ、生き方は多様化しているという意識がありますが、一昔前は「女の幸せは子供を産むこと」と決まっていました。
そのため、つい自分の価値観を押しつけてしまう人も多いようです。
「子供は産まないと決めた」といっても、「もったいない」とか「子供は産まないと」等いろいろ言われる可能性が高いです。
その周りからの嵐に耐える覚悟が必要になります。
介護の不安
若いうちは気にならないと思いますが、年を重ねるごとに、老後の面倒を見てくれる人がいないことに不安を感じる可能性があります。
そのため老人ホームをチェックしておく等、早めに準備しておくのがオススメです。
年齢が上がってから、子どもがほしくなる可能性もある
最大のデメリットが、年齢が上がってから、子供がほしくなる可能性もあることです。
今は全然子供はほしくないと思っていても、何年・何十年と経てば、考え方が変わることは大いに考えられます。
しかし高齢出産となりリスクが高くなったり、閉経していて子供を産めなくなっていたりする可能性が高いです。
そのため、子供をつくるのかつくらないのか、慎重に決めることが大切です。
結婚相手を見つけるのが大変
男性が結婚する理由は、やはり「子供がほしいから」というのが大半です。
一方で子供がいなくてもいいという男性は、「それなら結婚しなくてもいいんじゃない?」と考えがちです。
そのため、「子供はいなくてもいいけど結婚したい」という男性を見つけるのが大変です。
続いて婚活のコツを紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
婚活のコツ
結婚したいけど、「子供がいなくてもいいよ」という結婚相手が見つからない!という女性は多いはず。
そこで婚活のコツを2つ紹介します。
子供をつくりたくないことは、初めに伝える
子供がほしい男性しか出会わないと、つい「私も子供がほしいとウソをつこうかな…」と思ってしまいますよね。
しかし、それは絶対やめておきましょう。
なかなか「本当は子供はつくりたくない」と言い出せず、結婚してから大喧嘩してしまうおそれや、離婚に繋がってしまうおそれがあります。
何より、ウソをつきながら婚活するのは、つらいものです。
そのため、きちんと初めから、子供はつくりたくない旨を伝えましょう。
DINKs専用婚活パーティ
結婚するが、子供はつくらないという結婚観を、DINKs(Double Income No Kids/2つの収入、子供なし)といいます。
そしてなんと、このDINKs専用の婚活パーティが開催されているんです。
開催日や開催場所がまだまだ少ないですが、同じ結婚観の人が集まっていますので、理想に近い人が見つかる可能性大です!
ぜひチェックしてみてくださいね!
まとめ
結婚したいけど、子供はほしくないという方に向けて、メリット・デメリット・婚活のコツを紹介してきました。
- お金や時間を自由に使える
- キャリアアップしやすい
- 面倒な付き合いをしなくていい
- 周りから「子供は?」と聞かれる
- 介護の不安がある
- 年齢が上がってから、子供がほしくなる可能性がある
- 結婚相手を見つけるのが大変
- 婚活時は初めに子供をつくりたくないことを伝える
- DINKs専用婚活パーティがある
多様な生き方が受け入れられ、子供はいらないという人も増えています。
諦めず、理想の結婚生活を叶えてくださいね!